京和工芸 東京の高級呉服・着物・振り袖

呉服の伝統を今に伝え、より豪華で絢爛なる装いをお手伝い

着物が出来るまで

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地入れ

地入れ

地入れ液を生地に染み込ませることで、友禅がはみ出るのを防ぎ、また染料の染付けをよくする効果もあります。
友禅

友禅

模様の中を一筆、一筆、乾かしながら色を挿していきます。 着物にとって「友禅」は、鮮やかな命を吹き込むもっとも重要な工程のひとつです。
友禅蒸し

友禅蒸し

蒸気の力で繊維の内部にまで浸透することにより、完全に友禅の色が落ちなくなります。また、友禅の発色をうながす作用もあります。
水元

水元

染が乾いた後、伏せ糊を落とすために「水元」(水洗い)をします。 この作業には艶出しと色落ち防止の効果があります。
湯のし

湯のし

銅製の湯のし釜の上部筒から出る蒸気を生地に当てながら、左右から指先で整えていきます。 「湯のし」を行うことで、生地の幅を整え、しわを伸ばし、風合いを出す効果もあります。
すり箔

すり箔

余分な本金箔を落とす作業です。 箔置きした所が完全に乾燥したら、箔に筋が入らないように、生地の四隅をゆっくりと斜めに引き合い、むだな箔を取り除きます。
刺繍

刺繍

模様に豪華さを加えるために刺繍をします。 花はその花のように、鳥はその鳥のように、 それぞれの図柄の色を補うように縫い上げます。
仕立

仕立

最後に着物の形に仕立をします。 何ヶ月もの時間と、20以上の工程を経て、ようやく完成となります。