水元

水元

1. 染が乾いた後、伏糊を落とすために水洗いを(水元)します。大きな容器に水を張り、10分ほど生地を浸し、糊を柔らかくします。
2. 糊がふやけたら、手でやさしくもみ洗いをして糊を落とし、さらにブラシがけをします。
3. よく糊を落としたら、きれいな水が入った別の容器に生地を移し、少し浸けておきます。
4. その後、色止めのために酢酸に浸け、軽く脱水をします。そして染の時のように生地を張ります。
5. 最後に膠(にかわ・鯨のゼラチンを固め、これを細かくして水に一晩つけて煮溶かし布でこした液体)を地色の部分に引き、仕上げをします。
6. 乾燥させます。
この作業には艶出しと色落ち防止の効果があります。水元(水洗い)は昔、清い流水の川でしていました。水質によって色の発色が良くなります。昔の映画や京都の風物詩などで見られます。現在ではほとんどが人工的な方法で水元が(水洗い)されています。

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1.手で揉み洗いをします

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2.ブラシをかけます

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3.少し浸けておきます

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4.酢酸に浸けます

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5.膠を引きます

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6.乾燥させます

着物ができるまで 一覧

着物ができるまで

下図

白生地

仮絵羽

紋糊置き

青花

糸目

地入れ

友禅

友禅蒸し

糊伏せ

伏せ糊の作り方

染地入れ

染蒸し

水元

湯のし

箔置き(箔押し)

すり箔

湯のし

刺繍

湯のし

仕上げ

紋糊落とし

地直し(補正)

仕上絵羽

完成