今回の着物の地色は黒地にしました。

黒染の段取りとしては以下の通りです。

藍下(青)→ムシ→ヘマチン(茶)→木酢酸鉄(墨色)→重クロム酸(黄色)

藍で下染めをします。(黒や紺の染色に応用される技法で、藍下を施すと黒の色が青みを帯び、色に深みが出ます。)

藍下が乾きましたら蒸しをします。

蒸し上がり後、ヘマチンロンガウッドまたはログウッド(植物の樹幹から抽出した樹液)を引きます。

さらに乾かし、木酢酸鉄(炭焼きから出た煙を冷却してできた液体)を引きます。(この時点ではまだ地色は紺色をしています。)

またこれが乾いたら最後に重クロム酸を引きます。

これを染めることで、完全な黒になります。

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1.藍で下染めをします(青)

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2.下染め完成

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3.ヘマチンを引きます(茶)

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4.ヘマチン引き完成

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5.木酢酸鉄をひきます(墨色)

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6.重クロム酸を引きます(黄色)

着物ができるまで 一覧

着物ができるまで

下図

白生地

仮絵羽

紋糊置き

青花

糸目

地入れ

友禅

友禅蒸し

糊伏せ

伏せ糊の作り方

染地入れ

染蒸し

水元

湯のし

箔置き(箔押し)

すり箔

湯のし

刺繍

湯のし

仕上げ

紋糊落とし

地直し(補正)

仕上絵羽

完成